審査通らないのではなく通さない?

多重債務ではおまとめローンをすることで、単純に返済額が減少するか?というと、そうではありません。

返済額が増大してしまった

多重債務の額にもよりますが、借入金額が大きくなると金利は低くなります。

元金200万円の多重債務の方が、他社で200万円のまとめローンの契約ができたとしましょう。多重債務のときの平均金利が17%、まとめローンで15%になったとします。明らかに低金利ですが、借入金額200万円のまとめローンで、月々返済額を楽にしたいと少し返済額を低くしたとします。

そうすると、元金は変わらないのですから、当然返済期間が長期に渡り申込者の月の負担は小さくなりますが、結果敵に返済総額は大きくなってしまうのです。

これは、多重債務のときの平均金利とまとめローンの金利差があまりないことが起因しています。返済金額の負担減ではなく、月の負担減を狙うだけなら良いのですが、それならまとめローン本来の目的にはなっておらず、損していることになります。

金融機関側としては、こうしたからくりを知っていて、審査を通す場合があります。

金融機関の目論見

まとめローンの中には10%程度の低金利のものもあります。融資限度額も大きくなるほど、金利は低くなるのですが、低くなる商品ほど魅力です。

簡単にいかないのが、審査です。ポイントは信用情報と年収の高さです。返済方法は毎月の返済になりますが、そこで月々返済額の軽減だけではなく返済総額が見込まれることが理想です。それは、金融機関側として減収になります。

審査は、返済トラブルなどの事故情報、ネガティブ情報が一つでもあれば即審査落ち、収入が低いだけでもNGという無残なものです。銀行系のまとめローンは申込自体困難になっていますが、消費者金融としても総量規制対象外となっているので、対応は“冷たい”です。

審査に落ちないポイント

キャッシングで落ちないためにできることは、契約者が

  • 返済実績を作る
  • 借入総額を少なくする
  • 借入件数を少なくする
  • 勤務先を変えない
  • 最低でも2年以上の勤務年数
  • 年収を上げる
  • 返済計画を立てる

などと言われています。

現在3件以上の多重債務の場合、そして転職したて、年収は少ないというのであれば審査は通りません。せっかく申込をしても審査落ちが見えているのなら、行動を起こさないが一番です。

まとめローンはできる人とできない人がいる

そう断言する金融専門家もいます。結局は、金融機関側としては、まとめローンで多額の貸付で債務不履行になりたくないのです。

申し込み者の審査をした場合、明らかに金融事故でつまづきそうと感じた場合は、債務件数などに関係なく審査落ちにします。反対に、高い年収であったり、返済余力が大きい、勤務先か公務員などで給料のベースアップが見込める、その他借金返済の信用情報で確実に◯の方には、借入限度額が大きい、件数が多くても審査に通る、それが実情なのです。