借金をまとめることがさらに借金を増やすケースも

おまとめローンや借り入れをする前は、誰でもこれで今抱えている借金の苦しみが軽減すると期待しているはずです。

お金の悩みから解放されたらどんなにいいでしょうか。しかし、おまとめローンという言葉がテレビCMなどで流れて定着してから、金融の世界ではまだ歴史が浅いですが、すでに返って借金を増やしてしまう方も少なくないことがわかってきています。

決して収入が少ないわけではないのですが、お金が入るとショッピングや飲み代、ギャンブルなどに代わってしまい、おまとめローンの利用限度額をいっぱいまで使い果たししてしまうタイプの方が借金を増やしてしまう方です。

このタイプだと思われる場合は、浪費癖がある可能性があります。おまとめローンなどで借金の完済をしようと決めたら、それと並行して浪費癖をなくす努力もしていくことが、本当の借金問題の解決につながるでしょう。

例えば、複数の金融業者から合計60万円の融資を受けているとします。借金を一本化しようと別の金融業者に申し込みをしたら、100万円までという借金の総額より高い利用限度額で審査が通りました。

その場合、60万円を借金の返済にあてたら残りの40万円は手を付けないようにできたらいいのですが、浪費癖が治っていないと難しく、また使い込んでしました。そうなると、そもそも60万円の借り入れを解決しようとしていたにもかかわらず、減らすどころか40万円アップの100万円に借金がふくらんでしまいました。

複数の金融業者から借り入れをしていると、新規で別のところに申し込みをしてもそのことが原因で審査落ちしやすくなります。1本にできたことで、また別の金融業者に新たに借り入れができるようになってしまえば、借金は100万円どころではなくもっと膨らむ可能性もあるでしょう。

そのような危険を回避する手段の一つとして、日本貸金業協会による貸付自粛制度を活用するという方法があります。新規で契約ができないように、約5年ストップさせられるという制度です。詳しくは、日本貸金業協会のホームページに貸付自粛制度について載っています。申し込み方法など、詳しい情報をご覧になってみてください。